日本人の冒険と「創造的な登山」
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ちょっと時代は古いが、いろいろ参考になる。デビュー作のパイオニアワークはちょっと読みづらかった。
「読書録」カテゴリーアーカイブ
「中動態の世界」/國分功一郎
中動態の世界
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「そこにある山」に出てきたから読んでみたけど、難解だったな…。
「そこにある山」/角幡唯介
そこにある山
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GPSはおのれと対象とを切断する。
カーナビを使うと道を覚えない。同じようなことを北極圏の徒歩旅行で感じたという。過度にテクノロジーに依存していると周囲の状況と「関わり」を持つことができない。
逆に、知覚センサーを研ぎ澄まして周囲の状況を観察すると、必要なランドマークが立ち上がり現前するようになる。
この感覚は、慣れ親しんだ奥武蔵の山をトレイルランニングで走るときによく感じる。懸命に試走を重ねてルートを覚えた結果、何の変哲もない石や岩やヤブの形が、私には現在地を示す意味のあるものとなっている。なお、GPSウォッチは使用するがタイム計測用途であり、コースから外れた時のアラート機能は利用しないのが常だ。
著者にとっては、この究極が地図なき山であろう。
「プロジェクト・ヘイル・メアリー〈下〉」/アンディ・ウィアー
プロジェクト・ヘイル・メアリー
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ファーストコンタクト後の宇宙人との共同作業編。
「マスードの戦い」/長倉洋海
マスードの戦い
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ソ連のアフガン侵攻に対抗したことで名を上げたゲリラ戦の英雄、マスード司令官。9.11の直前にその命を奪われる。
タリバン政権成立以前のアフガニスタンの状況を振り返ることができる。
「山怪実話大全」/東雅夫
山怪実話大全
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ちょっと玉石混交な感じもあるが、「焚火をかきたててからの話」/上田哲農の「ケルン」がよかった。
「朝日連峰の狩人」/志田忠儀+西澤信雄
朝日連峰の狩人
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「黒部の山人」/鬼窪善一郎+白日社編集部
黒部の山人
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アルピニズムの普及以前から、日本アルプスの山域で狩猟などの山仕事を生業にしてきた最後の世代の語り。
語りが文字起こしされている(必要に応じてカッコで補足あり)なので、失われてゆく方言などの民俗学的記録としても貴重なのでは。
「一投に賭ける」/上原善広
一投に賭ける
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無頼派アスリート・やり投げの溝口の内面を描く一人称視点。これは著者との長い関係性が可能にする表現技術だ。
大変読みやすく、しかも、求道者の手引きにもなるような内容の濃い一冊。
「日本百低山」/小林泰彦
日本百低山
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味のあるカラーイラストで低山ハイキングを紹介する紀行文。
私が訪れたことのある山は多くはないが、定番の高尾山の他、蛾ヶ岳、石割山、榛名山、棒ノ折山、岩櫃山などが懐かしかった。笠山、武甲山、御岳山、川苔山など、近年もトレラン等でよく訪れる山も掲載されている。