狂伝 佐藤泰志
◎
何度も芥川賞候補になりながらも、受賞を逃し続け、自死してしまった純文学作家の評伝。
小説作品は素晴らしいと思ったのだが、伝記で佐藤泰志の人生をたどってみると、私の規範では許容できない点もあった。
生い立ちに鬱屈を抱え、自信過剰かつ他者からの評価に敏感、そして勤勉さと堕落が同居する、まさに「文学青年」という感じだろうか。
本書の著者は元新聞記者らしく綿密な取材によって事実を浮かび上がらせていく。読み始めたら止まらない600頁超だった。
狂伝 佐藤泰志
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何度も芥川賞候補になりながらも、受賞を逃し続け、自死してしまった純文学作家の評伝。
小説作品は素晴らしいと思ったのだが、伝記で佐藤泰志の人生をたどってみると、私の規範では許容できない点もあった。
生い立ちに鬱屈を抱え、自信過剰かつ他者からの評価に敏感、そして勤勉さと堕落が同居する、まさに「文学青年」という感じだろうか。
本書の著者は元新聞記者らしく綿密な取材によって事実を浮かび上がらせていく。読み始めたら止まらない600頁超だった。