「オリンピア1996 〈冠〉廃墟の光」/沢木耕太郎

 オリンピア1996 〈冠〉廃墟の光
 ◎
 「ナチスの森で」のシリーズになっているので読んでみた。
 確かに文体は違うし、商業主義オリンピックへの鋭い批判が前面に出ているが、シリーズとして特に違和感はない。
 オリンピックの東京招致が決まったとき、まさに「大義なきオリンピック」と思ったものだ。著者にはこの調子で「オリンピア2021」をぜひ書いてもらいたい。

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