コンテナ物語
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改革者マルコム・マクリーンの快進撃物語は読んでいて痛快。
同時に、アメリカの荷役労働組合のリーダーたちのたたかい方にも惹かれる。
そして何より、今ではありふれた存在の「コンテナ」が、第二次世界大戦後の産物だったとは意外だった。コンテナ普及期の1960年代は、亡き父は機械製造の会社で貿易に携わっていたはずだが、そのころはまだコンテナじゃなかったのか、という発見。
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「国際法」/大沼保昭
国際法
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ライトな入門書かと思った(1章扉のイラストが山科けいすけだったから)が、結構骨太。
国際法には強制力(国内法における警察など)がないため軽視されがちだが、「それでも法は法」という立場があることを知る。
ときに無力でありつつも、全体としては少しずつ良い方向に向かって進んできた、ということだろう。