ウルトラマラソン マン
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BORN TO RUN 走るために生まれた ―ウルトラランナーVS人類最強の“走る民族”では、商業主義的だとこき下ろされているウルトラランナーの自著。この本を読む限りは、チャリティで走っているし、そんなに商業主義の悪い人には思えない。
いつか出てみたいWestern States の情景がわりと細かく描かれていて、参考になる。
月別アーカイブ: 2020年9月
「アルケミスト」/パウロ・コエーリョ
アルケミスト (海外シリーズ)
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小学校高学年くらいから大人まで楽しめる寓話。
世界的ベストセラーだし、なんとなく噂では聞いていた本。知り合いが、何年か前に読んで人生が変わるきっかけとなった、ということらしいので読んでみた。
いろいろな捉え方ができる良書だと思う一方、宝物のありかを得るクライマックスは何かヨーロッパの昔話に似たようなものがあった気がする。とはいえ、そこにたどり着くまでの紆余曲折は十分楽しめた。
そして、いい歳してそこまで影響を受けることはないだろう、という事前の予想に反して、何か半生を振り返って考え込んでしまったのだった。
「究極の持久力」/鏑木毅
日常をポジティブに変える 究極の持久力
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著者は私と同世代。マルコ・オルモが59歳でUTMBを制したという事実は興味深い。
「人口減少社会の未来学」/内田樹(編)
人口減少社会の未来学
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撤退戦が徹底して苦手ですよね、日本て。私は縮小均衡で全然いいと思っているんだけど。
池田清彦、井上智洋、平川克美、ブレイディみかこ、小田嶋隆の諸氏の論は面白かった。
隈研吾氏のはちょっと異質。