「超人の秘密」/スティーヴン・コトラー

 超人の秘密:エクストリームスポーツとフロー体験
 ◎
 副題は「エクストリームスポーツとフロー体験」。フロー体験、フロー状態、という言い方はあまり聞いたことがないが、「ゾーンに入る」「ランナーズ・ハイ」の状態と考えれば、まあいいだろう。一応、定義としては下記が紹介されていた。

  1. 明確な目標
  2. 集中
  3. 自己意識の喪失
  4. 時間感覚の変化
  5. 直接的かつ即時のフィードバック
  6. 能力レベルと挑戦レベルのバランス
  7. 状況を自分でコントロールしている感覚
  8. 内発的な報酬
  9. 身体的ニーズへの認識の欠如
  10. 没頭

 うち、1.5.6.はフローの定義というよりはフローの必要条件だ、と。
 フリースタイルスキー、ビッグウェーブサーフィン、スケートボードなどのXゲーム等々、命がけの危険な舞台を成功させて生還してくるアスリートたちを題材に、そのとき脳はどうなっているのか?どうすれば意識的にその状態になれるのか?を追究する。
 トレランの参考になるかな…。
 

 本書でシェーン・マッコンキーというスキーヤー(故人)を知った。危険な挑戦を続けるアスリートだったが、危険そのものが目的なわけではなかったらしく、「あの斜面を滑降したい」→「その先は崖だから進めない」→「崖からはパラシュートで降りることにすれば滑降できる」といった思考回路でスキーベースジャンプを創り出したようだ。

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