「ぼくは猟師になった」/千松信也

 ぼくは猟師になった (新潮文庫)
 ◎
 この時代に、猟師として生きることを選択した著者。兼業猟師である。
 漁村育ちだと漁師になる人も多い(もちろんどこかに勤める人の方が多いだろうが)と思うが、山の猟師になるのは趣味のハンターを除いて珍しい。しかも、銃猟ではなく、罠猟だという。
 罠による猟には、なんとなく陰湿なイメージの偏見をもっていたのだが、本書を読んでだいぶ変わった。むしろ文明の利器・銃を利用する方が卑怯、ともいえるかもしれない。
 ともかく、どちらの猟も、野生動物と対話しながら行う知恵比べなんだと思う。
 

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